意外に悩んでいる人が多い真性包茎!そんな真性包茎の悩みや疑問を分かりやすく解説

包茎といえば一般的には仮性包茎のイメージですが、それは男性の約8割が仮性包茎だからです。

一方、真性包茎は当然のことながら割合的には少ないので、包茎といっても真っ先に思い浮かべられるケースは限られます。

ただ男性は誰もが生まれた時には真性包茎ですし、小学校の低学年だと半数近い約4割が真性包茎だといわれています。

真性包茎の割合は年齢と共に減っていきますが、中学生でも約1割、つまり10人に1人は真性包茎というわけです。

本格的に真性包茎の悩みを抱えているのは高校生以上や成人している大人ですが、案外悩んでいる人は多く、また悩みや疑問を解決する方法があるので心配無用です。

真性包茎のよくある悩みとは

真性包茎でよくある悩みといえば、亀頭が露出しない、勃起をするとペニス痛みが走るといったものです。

亀頭が露出しないのは包皮によって包まれてしまっているからで、勃起をしても全く亀頭があらわれない人もいます。

人によっては、亀頭を露出させることができますが、完全ではなく一部分に限られます。

しかも無理をすると強く痛みますから、無理に皮を剥いて亀頭を露出させるのは困難です。

痛みを無視すれば亀頭から血が出てしまうので、痛みを伴う真性包茎の悩みというのは解決が難しくて厄介です。

他にも、皮を剥いて洗えないことによる不快感、気になる臭いや性病のリスクといったリスクもよくある悩みに挙げられます。

いずれも包皮さえ完全に剥くことができれば解決可能なので、皮が剥ける仮性包茎にはない悩みだといえるでしょう。

勿論、仮性包茎でも皮をしっかり剥いて洗わないと汚れが溜まりますし、臭いも強くなるのは確かですが、少なくとも洗えないという悩みとは無縁です。

真性包茎は亀頭に加わる刺激を弱めてしまうので、いざ性行為となると皮が剥けない問題もありますが、僅かな刺激で射精に至ることも悩みの1つになります。

これは手術で真性包茎を治療した後に特に悩むことが多い悩みで、手術を受けた人ならではでもあります。

真性包茎の疑問について

真性包茎の疑問は、放置すればいずれ包皮が剥けるようになるのか、もし剥けないままだとどうなるのかといったものがあるでしょう。

残念ながら、真性包茎は自然に改善するケースは稀で、大半は治療を受けなければ皮が剥けないままです。

亀頭が包皮に包まれる状態が5年10年と続くと、その間汚れが蓄積し続けることになります。

当然ながら雑菌が増殖しますし、臭いも強くなって病気のリスクも高まります。

真性包茎で多いのは包皮炎と性感染症で、これらのリスクが高まり続けることになるわけです。

重度の真性包茎は、性行為をすることになっても皮が剥けないので、性行為をすること自体が難しいです。

そもそも、真性包茎は長年の汚れの蓄積による、何ともいえない強烈な臭いを発することがあります。

これは性行為の妨げになるばかりか、相手の性感染症などの病気のリスクも高めることになります。

本人は清潔に保ちたかったり清潔にしているつもりでも、実際にはトイレットペーパーだったり、下着の繊維が絡みついて包皮と亀頭の間に溜まっているのが現実です。

取り除かないことには清潔にならないわけですが、無理に皮を剥こうとしたり、細い棒状のものを隙間から差し込んで汚れを掻き出そうとするのはNGです。

やはり包皮を切除して汚れを綺麗にする、それこそがまさに真性包茎の問題を一挙に解決する方法となるでしょう。

真性包茎の悩みや疑問を解決する方法

真性包茎の悩み、そして疑問を解決するには、ほぼ手術しか選択肢はないといえます。

理由は真性包茎をそのままに悩みを解決しようとしても、小手先だけの対応で根本的には解決しないからです。

真性包茎は、端的にいえば余っている包皮を切除して亀頭を露出させられれば良いので、手術そのものはそれほど難しくないです。

麻酔によって感覚はなくなるので痛みはありませんし、手術に要する時間はせいぜい1時間ですから、長時間に及ぶ手術とは無縁です。

仕上がりにこだわっているクリニックで手術を受ければ、美しく自然な見た目にしてもらえます。

真性包茎手術は原則として入院不要ですし、通院が必要になるケースも殆どないです。

手術で注意が必要なのは包皮と亀頭の癒着で、傷つけずに綺麗に剥がして皮を切除する必要があることです。

真性包茎の手術でネックとなるのは費用ですが、保険適用による手術が受けられるケースもあります。

保険適用のない自費診療だと、費用の目安は15万円前後と高めですが、保険が適用されれば5万円くらいの自己負担で済みます。

見た目にもこだわると費用は上がりますし、上を見れば20万円や30万円になることもありますが、真性包茎を解決するだけなら15万円くらいです。

まとめ

真性包茎の悩みは亀頭が露出しないこと、勃起をすると痛むことなどが代表的です。

それから亀頭を綺麗にしようとしても綺麗にしきれず、衛生状態が気になるのも悩みの1つです。

汚れは蓄積する一方で臭いも強くなる、これらが真性包茎のよくある悩みです。

真性包茎の疑問には、自然に解決するのかどうか、剥けない状態だとどうなるのかなどが挙げられるでしょう。

自然に解決することがなくて性病のリスクも高まる真性包茎は、手術が唯一の治療方法となります。

手術は自費診療で15万円ほどと高いですが、所要時間は40~60分ほどで入院不要、通院も必要がないことを考えれば、費用の負担でスッキリ真性包茎を解決できるのも確かです。