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 第110話 衰える男子 パート1
投稿:院長

しつこいようですが、今日も人類滅亡につながるかもしれないシナリオを書きます。

 

それは、精子の劣化による生殖能力の低下です。

 

昔は不妊症の原因が女性にあるとされ、子供を産めない女性への風当たりが強かったのですが、不妊症の半分は男性側に原因があります。

 

この40年の間に、男子の精子数が半分以下になったことが2017年に報告され、男性の持つ精子の数は近年減少の一途をたどっているのです。

 

その上、運動できない精子や、奇形を持った精子が増え、受精できない精子を持つ男性が増加しています。

 

その原因ははっきりと解明されていませんが、肥満、飲酒、喫煙、ストレス、睡眠不足などのライフスタイルの変化や、環境ホルモンと言われるプラスチックなどの化学物質が体内のホルモンバランスに影響を与えているのではないかと言われています。

 

その結果、デンマークでは、自然妊娠の数が低下し、人工授精などによって出生率を維持しているそうです。

 

しかし、生殖技術の発達は、精子の競争力をさらに低下させ、さらに精子の劣化につながる可能性も秘めています。

 

日本では、晩婚や未婚が進んで出生率も低下し、今や人口減少時代に突入していますが、今後は子供が欲しい時に妊娠できないケースが増え、「産まないのではなく、産みたくても産めない時代」が到来しつつあります。

 

恋愛に積極的になれない受け身の男子を「草食系男子」などと呼んだりしますが、今後は「外見や態度は肉食系だけど精子は草食系」という男子も増えてくることでしょう。

 

今、「生殖系男子」を維持していくにはどうしたらよいか真剣に考える時が来ています。

 

※今日、宮城県でも大雨の警報が出されています。皆さん、万全の態勢でお過ごしください。


2019年10月25日(金)

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